ニュース 電子 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033983
世界の通信業界では、LTE(Long Term Evolution)が今後の無線通信規格の主流となる趨勢(すうせい)だが、それでも通信速度は十分ではなく、今後LTEを発展させた本格的な4G(第4世代)規格、LTE−Advanced時代へと突入すると予測されている。米スプリント・ネクステルと韓国SKテレコム(SKT)が2013年に、NTTドコモが15年にLTE−Advancedサービス開始を予定する中、台湾の通信キャリアは、15年にようやくLTEの営業ライセンスが発給され、17年にサービス開始が見込まれるという状況だ。このため台湾の通信業者は直接LTE−Advancedネットワークの敷設を行う可能性が高く、本来段階的に進化するLTEとLTE−Advancedサービスが、同時に市場で競争する事態が出現しそうだ。25日付電子時報が報じた。
LTEは現在4Gと呼ばれることが多いが、実際は4Gと呼ぶには十分な通信速度を備えておらず、3Gと4Gの間に位置する3.9Gと呼ぶのが正確とされる。一方、本格的な4G規格、LTE−Advancedは、LTEの10倍の通信速度を備え、下り100Mbps(メガビット毎秒)、上り50Mbpsに達するとされる。
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