ニュース 家電 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033984
25日付蘋果日報によると、液晶テレビブランド各社は、現在従来型の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)製品より20〜30%割高となっている発光ダイオード(LED)バックライト製品について、来年発売する新機種で、現在主流のエッジライト型ではなく直下型を採用することにより価格差をなくし、末端市場の消費意欲を刺激したい方針だ。これにより台湾のLED関連メーカー、▽晶元光電(エピスター)▽隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)▽新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)▽億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)▽東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)──などが恩恵を受ける見通しだ。

証券会社によると、テレビの薄さを追求するためこれまでエッジライト型が採用されてきたが、価格差を縮めることはできず、直下型を採用すれば比較的厚みは増すものの価格は抑えられる。直下型では使用されるLEDチップ数は少ないが、発光効率の高いチップが使用されるためLEDの単価は高くなる。このためLEDメーカーにとってはテレビの売れ行きが伸びれば、商機が失われない。
ユニティによると、来年第1四半期末にはCCFL製品とほぼ同価格のLEDテレビが店頭に並ぶ予定で、LEDメーカーは年末にもバックライト向け需要が高まる見通しだ。
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