ニュース 電子 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033987
金属部品精密プレス加工の浜川企業(Hamagawa)は24日、投資額480万米ドルで中国・重慶市への工場(重慶豊川電子)設置を決めた。早ければ来年下半期に生産を開始する予定だ。パソコンブランドおよび受託メーカーが相次いで重慶や四川省成都市に拠点を設け、さらに金属筐体(きょうたい)大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の蘇州工場が現地政府から稼働停止を命じられたことなどから、PC部品メーカーは中国内陸部移転により積極姿勢を強めている。25日付工商時報が報じた。
浜川企業はこれまでキーボード用金属フレームを主に生産してきたが、昨年からノートPCおよびタブレット型PC用筐体に参入。世界4大PCブランドを顧客に抱えている。同社は、超薄型ノートPCの新カテゴリー「ウルトラブック」の普及により、来年は金属筐体の需要が大幅に成長するとみられること、および顧客の近くでサービスを提供するため、重慶工場の設置を決めたと説明している。同工場ではノートPC筐体、キーボード用金属フレーム、ノートPC用プラスチック部品を生産する。
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