ニュース 電子 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033989
電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(EIH)は24日、提携先の韓国液晶パネル大手、LGディスプレイ(LGD)が元太子会社の韓国企業、ハイディスに対する投資を解消する方針を固めたことを受け、LGDからハイディスの社債を買い取ると発表した。25日付工商時報が伝えた。
背景には、液晶パネル不況で、LGDの資金繰りが悪化していたことがある。元太は「LGDとは今後、競争関係に逆戻りする」と説明した。
両社は2009年12月に戦略提携し、LGDはハイディスの社債3,050万米ドル相当を引き受けた。また、LGDは元太のグローバル預託証券(GDR)に1,000万米ドルを投資し、元太に0.5%を出資した。これを機に、両社は技術、生産、調達面で全面的に協力し、電子ペーパーの市場開拓を進めてきた。
元太は「投資関係の解消だけでなく、これまでの協力計画も既に完了したほか、環境の変化を理由に提携を継続しないことが既に決まっている」と説明した。ただ、提携解消後もLGDは元太のGDRを継続保有する。
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