ニュース 電子 作成日:2011年11月25日_記事番号:T00033991
米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、28ナノメートル仕様のアクセラレーテッド・プロセッシング・ユニット(APU)の生産委託先を当初予定していたグローバル・ファウンドリーズ(GF)から台湾積体電路製造(TSMC)に変更したもようだ。25日付工商時報が業界筋などの話として伝えた。
AMDの新型APUは「クリシュナ」「ウィチタ」という開発コード名で呼ばれている。GFは32ナノ仕様のAPU「ラノ」の良品率が改善しなかった問題は解決したものの、28ナノ仕様のAPUで、生産体制の構築が来年第3四半期にずれ込む見通しとなり、TSMCに受注を奪われた形となった。
これにより、TSMCは来年、28ナノ製造プロセスで、AMDのAPUと画像処理装置(GPU)「サザン・アイランド」(今年9月量産開始)をいずれも受注することになった。TSMCはAMD向けに既に40ナノ仕様のAPU「オンタリオ」「ザケート」を出荷している。
AMDは「製品ラインアップや技術面で一部修正した部分があるが、詳細は来年2月のアナリスト向け説明会で発表する」とコメントした。
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