ニュース 運輸 作成日:2011年11月28日_記事番号:T00034000
台北都市交通システム(MRT)の新路線で、中正紀念堂駅から台北市万華区、新北市永和区、中和区、土城区、樹林区を経由して、新荘区の迴龍駅まで約22.1キロメートルを22駅で結ぶ万大~中和~樹林線(略称・万大線)の建設が始まった。第1期工事(中正紀念堂駅から新北市金城路まで9駅、8.8キロ)は2018年完工予定だ。26日付聯合報が報じた。
全線が開通すれば台北市万華区を新北市中和区を結ぶ華中橋や新北市板橋区と樹林区を結ぶ浮洲橋などの交通渋滞緩和も期待できる(台北市捷運工程局リリースより)
25日には着工式典が行われ、馬英九総統、郝龍斌台北市長、朱立倫新北市長が出席した。馬総統はあいさつで「MRTと路線バスネットワークの構築で、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)では60分以内で通勤できるようにする」と目標を語った。
ただ、現時点では街路樹の移植が行われているのみで、本格的な建設開始は来年のため、「ニセの着工だ」との批判も野党・民進党議員から上がっている。
なお第2期工事着工は未定だ。
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