ニュース 金融 作成日:2011年11月28日_記事番号:T00034003
中国に支店を設立した台湾資本の銀行6行はいずれも、今年の中国支店の黒字を見込んでいる。達成できれば、来年1月にも人民元業務を中国の中国銀行業監督管理委員会(銀監会)に申請でき、早ければ第1四半期中に認可される見通しだ。28日付経済日報が伝えた。
6行の中国支店は1〜10月利益が合計で831万米ドルだった。通年では1,000万米ドルを超える見通しだ。
最も利益が多かったのは国泰世華銀行・上海支店で179万米ドルだった。同行の貸出残高は5,659万米ドルで他の5行を大きく上回った。預金残高は1,896万米ドル。
ほか5行の1〜10月利益は、▽合作金庫商業銀行・蘇州支店、163万米ドル▽彰化商業銀行・昆山支店、133万米ドル▽第一商業銀行・上海支店、124万米ドル▽台湾土地銀行・上海支店、118万米ドル▽華南銀行・深圳支店、114万米ドル──。
第一銀の陳金富・上海市店長は、中国に進出した台湾企業(台商)の需要が高く、米ドルよりも高金利の人民元取り扱い業務が来年の市場競争の鍵となるとして、意欲を見せた。
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