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ユニクロ・ZARAに対抗、台湾紡織2社も自社ブランド展開


ニュース その他製造 作成日:2011年11月28日_記事番号:T00034004

ユニクロ・ZARAに対抗、台湾紡織2社も自社ブランド展開

 ファーストリテイリングの「ユニクロ」やスペインの「ZARA(ザラ)」などカジュアル衣料ブランドが台湾に進出する中、台湾の紡織メーカー、遠東集団傘下の宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)や力麗集団(Lealeaグループ)も自社ブランド展開に注力する。28日付工商時報が報じた。

 ナイキやノースフェイスのほかユニクロにも機能性生地を供給する宏遠興業は、自社ブランド「エバースマイル」に生地の在庫を使用。葉清来総経理は、品質は折り紙つきで価格も手ごろなため、リピーターが多いと指摘する。10月中旬からインターネットで知名度向上に努めており、11月には販売が50倍に成長、初年度売り上げは6億台湾元(約15億円)を見込むと語った。

 力麗集団は、来年2月にカジュアル衣料の自社ブランドを発表し、ファッションショーを開催する予定だ。また、昨年買収したアウトドア用品販売ブランド「ゴー・ハイキング」(力宝龍企業)の販売店を年内に9店とし、来年はさらに拡大する計画だ。