ニュース 家電 作成日:2011年11月28日_記事番号:T00034009
中国・TCL集団の李東生董事長が来月5日から台湾を訪れる。証券会社によると、同集団の台湾における調達額は来年、液晶テレビ用パネル・部品、コンプレッサーを中心に10億米ドルを超えるとみられる。液晶パネルの友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)のほか、家電の声宝(サンポ)と瑞智精密、チップの晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)、聯発科技(メディアテック)なども恩恵を受けそうだ。26日付経済日報が伝えた。
李董事長の訪台の目的は声宝集団と戦略提携を結ぶことで、声宝が台湾でTCLブランドの液晶テレビや白物家電を販売し、TCLは声宝からのコンプレッサーや冷蔵庫の調達を拡大するとの情報もある。
また、李董事長はAUOの本社を訪れて李焜耀董事長と来年の液晶パネル調達などについて協議する予定だ。市場調査会社のディスプレイサーチによると、TCLの液晶テレビ出荷量は現在世界10位。しかし今年、来年といずれも2~3割の成長が見込まれ、来年は初めて1,000万台を超えると予測されている。
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