ニュース 電子 作成日:2011年11月28日_記事番号:T00034013
光ディスク大手、中環(CMCマグネティクス)の翁明顕董事長は、28日付経済日報に掲載されたインタビューで、台湾政府の産業再編政策について、「2つの赤字企業を合併させれば、両社とも死んでしまう」と指摘し、業界で2大企業を育成する韓国政府の戦略を参考にすべきだと訴えた。
翁董事長は「1つの産業には2社のみの参入を奨励し、多数の企業の参入を避けるべきだ。韓国は政策を通じ、中小企業を大企業に育成したが、台湾では(過当競争で)大企業が中小企業に転落している」と苦言を呈した。
また、今後の経営戦略については、競争の激しい「レッドオーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」ではなく、競争のない未開拓市場「ブルーオーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を開拓すべきだと指摘した。
同社は近年、本業の経営難を打開するため、映画館、太陽光発電などの新事業に進出している。翁董事長は「台湾のハイテクメーカーは製造業主体で、多くの企業が争って参入しているため、供給過剰に陥っている。台湾の産業は転換で生き残る必要があり、製造からブランド開発にシフトすべきだ」と指摘した。
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