ニュース 電子 作成日:2011年11月28日_記事番号:T00034014
液晶パネル産業では、米国のクリスマス商戦開始日となる「ブラックフライデー(感謝祭翌日、今年は11月25日)」の液晶テレビの売れ行きが好調だったことを受け、例年非需要期となる年末に在庫補充の緊急受注が増えそうだ。特に台湾のパネルメーカーにとって依然減価償却の大きな負担のある7.5世代以上の工場で生産される大型の42インチテレビがよく売れたため、赤字削減への貢献が期待できそうだ。27日付経済日報が報じた。
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、今年のブラックフライデーでは、42インチテレビが大幅値下げとなったことで消費者の購入意欲を刺激し、小幅値下げにとどまった32インチ製品よりも好調だったという。
これにより現在テレビ在庫が少なくなっていることに加え、パネルメーカーの設備稼働率も大幅に低下しているため、年内にパネル需要が高まる可能性があると指摘した。
このほか、パネルメーカーの稼働率が高まれば、バックライトモジュールや液晶ドライバIC業界でも受注が増えることが見込まれ、テレビ産業のサプライチェーン全体が恩恵を受ける見通しだ。
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