ニュース 電子 作成日:2011年11月28日_記事番号:T00034018
奇美集団傘下の液晶バックライトメーカー、啓耀光電(GIOオプトエレクトロニクス)に27日、直接・間接雇用の従業員1,000人のうち、3分の1を解雇するとの観測が浮上した。丁景隆董事長は「事業転換を図る上で必要な人員調整はするが、削減ではない」とこれを否定。来年の経営計画を策定している段階で、確定した数字はないと強調した。28日付経済日報が報じた。

丁董事長は、今後3〜5年で事業転換を図るとした上で、現在の主要業務はLEDバックライトで、従業員はエンジニアが中心だが、将来LED照明に転換すれば、営業などの人材が必要となり、人員構成の大幅な調整を迫られると語った。同社には奇美電子(チーメイ・イノルックス)の液晶パネル事業から移ってきた人材も多いため、今後戻ってもらうこともあり得ると説明した。
友達光電(AUO)が幹部に対する15%減給を実施するなど液晶パネル業界は低迷しており、業績の9割を液晶パネル関連が占める啓耀光電にも影響が及ぶとみられることが今回のリストラ観測につながったようだ。
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