ニュース 電子 作成日:2011年11月28日_記事番号:T00034020
経営難のDRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は、米ファウンドリー大手、グローバル・ファウンドリーズを戦略的投資者として迎える方向で交渉しているもようだ。グローバルの筆頭株主は資金力が豊富なアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ投資庁で、交渉が成立すれば、プロモスの経営難解消に展望が開ける見通しだ。28日付工商時報が伝えた。
関係者は「プロモスの戦略的投資者迎え入れで大きな進展があった」としているが、債権団はコメントを避けている。
プロモスはDRAMメーカーからファウンドリーへと事業をシフトしている。一方、グローバルは同業の聯華電子(UMC)と競合関係にあり、現在は台湾に生産拠点を持たない。このため、プロモスの12インチウエハー工場を傘下に収めれば、台湾市場進出の大きな足掛かりとなる。
債権団は今月中旬にプロモスと戦略的投資者の迎え入れに関する協議を行い、グローバルとの交渉を推進する方向性が固まっているという。
債権団は戦略的投資者に対し、少なくとも200億~250億台湾元(約510億〜640億円)の出資を希望している。これにより、債権団の債務を40~60%削減したい構えだ。
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