ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年11月29日_記事番号:T00034040
例年春節(旧正月)連休を実施していない中国鋼鉄(CSC)が慣例を破り、来年1月は従業員の約半数に当たる4,500人に9日間の連休を与える。世界的な不況により生産ラインの稼働率を15~20%下げていることに対応する。29日付経済日報が伝えた。
高炉を稼働し続ける必要があることと川下メーカーへの供給を維持するため、CSCの現場作業員の多くは例年、春節中も通常勤務を継続していた。しかし、来年は冷延やめっき、電磁鋼板などのラインで作業員の半分に9日間、高炉でも4日前後の休暇を実施することにした。
一方でCSCは、先週平均7%の値下げを発表した1~2月分の台湾市場向け製品の受注を28日から開始。熱延製品は1トン当たり60米ドル引き下げたことが川下メーカーから好感され、予想を上回る受注が入っている。
杜金陵CSC執行副総経理によると、同社の四半期受注量は通常約280万トン。来年1~2月は15%減の240万トンと予測していたが、顧客からの反応が好調なことから予測を上回ると楽観している。
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