ニュース 電子 作成日:2011年11月29日_記事番号:T00034044
市場調査会社IDCの曹永暉アジア太平洋地域顧問研究経理はこのほど、台湾における上半期のIT(情報技術)サービス市場の売上高は327億7,000万台湾元(約840億円)となり、前年同期比で6.4%成長したとの統計を明らかにした。政府統計による上半期の台湾の経済成長率は5.7%と良好で、各産業のIT投資を呼び込んだと分析した。29日付工商時報が報じた。
また今後の見通しについて曹経理は、政府の新興産業支援や、タブレット型パソコンやスマートフォンなどモバイル機器によるIT活用、クラウドコンピューティングの普及が進む状況の中、企業がセキュリティーや管理などIT投資を重視する姿勢はさらに強まるとの見方を示した。
IDCによると、台湾のITサービス市場は依然、プロジェクト型のサービスが主流で43%のシェアを占める。これに教育・訓練サービス、IT委託サービスが続く。また同市場の上位5業者は▽IBM▽ヒューレット・パッカード(HP)▽精誠資訊(システックス)▽中華電信▽敦陽科技(STI)──。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722