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サムスンにネットブック撤退観測、台湾2強にシェア集中【図】


ニュース 電子 作成日:2011年11月29日_記事番号:T00034046

サムスンにネットブック撤退観測、台湾2強にシェア集中【図】

 サムスン電子が2012年第1四半期に10.1インチ型の低価格ノートパソコン(ネットブック)の生産を中止し、今後ウルトラブックなどの超薄型ノートPCに重点を置くとの観測が伝えられている。同社は現在ネットブック市場では世界3位で、1位宏碁(エイサー)と2位華碩電脳(ASUS)の台湾勢が今後市場を分け合う可能性が濃厚だ。29日付電子時報が報じた。

 エイサーの林顕郎・国際事業副総裁はこれについて「市場シェアはエイサーとASUSに集中することになる」と指摘。その上で、「ネットブックは利益は低いが、IT教育を進める新興国で学校や政府機関による大量調達があり、エイサーは首位のため既に経済規模に達している」と語った。

 今年第3四半期のネットブック市場では、エイサーが販売台数170万台以上、シェア約22%で、次いでASUSが販売台数120万台以上、シェア約16%だった。3位サムスンは販売台数約84万台、シェア10%以上だった。