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サムスンコーニング、AUOからの受注に意欲


ニュース 電子 作成日:2011年11月29日_記事番号:T00034047

サムスンコーニング、AUOからの受注に意欲

 ガラス基板世界最大手の米コーニングと韓国サムスン電子の合弁、サムスン・コーニング・プレシジョン・ガラス(SCP)の台湾責任者が、液晶パネル大手、友達光電(AUO)からの受注を狙う考えを示した。29日付電子時報が伝えた。

 SCPは台湾に液晶パネルの重要材料、ITO(酸化インジウムスズ)ターゲット材の生産拠点を擁する。現在、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、中華映管(CPT)、達鴻先進科技(CANDO)などに供給、月産能力6〜7トンで台湾市場シェア25%を占める。今後、月産能力を10トンまで拡大する計画だ。

 SCP台湾代理店によると、SCPはサムスンから7〜8割を受注し、ITOターゲット材サプライヤーとしては世界最大。東日本大震災後に日本の製造元からの供給が逼迫(ひっぱく)したことで、台湾パネルメーカーは調達先の変更に応じているという。