ニュース 電子 作成日:2011年11月29日_記事番号:T00034049
宏碁(エイサー)の林顕郎・国際事業副総裁は28日、欧州における在庫調整が奏功し、同社の在庫水準は当初の70〜80日から現在20〜30日まで低下していることを明らかにした。29日付工商時報が報じた。
エイサーは欧州での在庫過剰により1億5,000万米ドルの損失を計上し、第2四半期は67億9,000万台湾元(約175億円)の大幅赤字となった。しかし第3四半期に赤字額を11億元まで縮小、さらなる在庫消化に努めていた。
エイサーは先ごろ、第4四半期に黒字転換を果たす可能性があるとの見通しを示していたが、このほど林・国際事業副総裁は同期業績について「タイ洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足がなければ損益均衡となった」と語っており、第4四半期も依然赤字が続くとの考えを明らかにした。
なおHDD不足によるパソコン産業への影響は来年2月に最も深刻となり、正常な状態に回復するのは3月になるとの見方だ。
また薄型軽量ノートPCの新カテゴリー「ウルトラブック」について、11.6インチおよび16インチ製品の発売を計画していることを明らかにした。
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