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中興新村高等研究園区、開発に着工


ニュース その他分野 作成日:2011年11月30日_記事番号:T00034060

中興新村高等研究園区、開発に着工

 台湾中部の新たなハイテク産業集積地として南投県南投市に118億台湾元(約300億円)を投じて整備される学術研究都市、「中興新村高等研究園区」が実質的な開発段階に入った。29日、同園区内に計画される工業技術研究院(工研院)主導の「中台湾創新園区」の着工式、および資訊工業策進会(資策会)の「新興智慧技術研究中心」の開所式が行われた。30日付工商時報が報じた。


中興新村園区には、工作機械大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ)や耐腐食性樹脂メーカー、上緯企業(SWANCOR)も研究開発センターを設置する計画だ(行政院リリースより)

 中台湾創新園区は総面積258ヘクタールで2014年末竣工、供用開始の予定。▽金属工業研究発展中心(金属センター、MIRDC)▽精密機械研究発展中心▽自行車・健康科技工業研究発展中心(自転車センター)▽靴類・運動休閒科技研発中心(靴技センター)──など財団法人7組織を誘致し、将来的には250社の研究開発(R&D)機関による120億元の投資、1万3,000件の就業機会創出、10年以内に生産額600億元への拡大を見込む。

 一方、既存オフィスを改築してIT(情報技術)関連のR&Dを行う「新興智慧技術研究中心」は、次世代の研究型イノベーション企業15社の育成、および高等研究人材450人の就業機会創出を目指している。