ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾のFCCLメーカー、円高背景に受注拡大も


ニュース 電子 作成日:2011年11月30日_記事番号:T00034070

台湾のFCCLメーカー、円高背景に受注拡大も

 30日付電子時報によると、円高の影響で、信越化学工業に続き東レが2層フレキシブル銅張積層板(2層FCCL)の来年2月からの出荷停止を通知したと観測されており、台湾と韓国メーカーは川下の発注先切り替えによる恩恵を期待できそうだ。

 2層FCCLの月産能力は、台虹科技(タイフレックス・サイエンティフィック)と新揚科技(シンフレックス)が10万〜15万平方メートル、佳勝科技(アゾテック)が約10万平方メートル。現時点で台湾メーカーは生産能力増強に慎重な姿勢だ。ただ、2層FCCL需要の高まりによっては、生産ラインを4本まで設置可能な中国工場を持つ新揚科技に可能性が高そうだ。