ニュース 電子 作成日:2011年11月30日_記事番号:T00034072
金仁宝集団の許勝雄董事長は29日、世界のパソコン産業の出荷量は来年第1四半期が谷底になるとの予測を示した。タイの洪水がハードディスク(HD)の供給に影響を与えたことでPCと関連産業の足を引っ張っているが、HDの供給問題は来年1~2月以降は解決されるとの見方に基づいている。30日付経済日報が伝えた。
一方、米国の感謝祭シーズンで電子製品の販売が好調だったと伝えられていることについては、米国の失業率が改善されていないことを挙げ、「ブランド各社の価格競争によって販売量が増えただけで景気が回復したわけではない」と慎重な見方にとどめた。
許董事長はまた、電子産業のサイクルについて製品開発に3カ月、販売に4カ月、在庫がはけるまでに3カ月という「343理論」を提唱。1サイクルが1年に満たないことから、電子産業における変動がますます加速していると指摘した。
なお、金仁宝集団傘下企業の今年の業績は、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)を除き、前年比で成長する可能性があると述べた。
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