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台中~平潭島高速フェリーが就航、自動車で乗船も可能


ニュース 運輸 作成日:2011年12月1日_記事番号:T00034086

台中~平潭島高速フェリーが就航、自動車で乗船も可能

 中国が海峡西岸経済特区の拠点と位置付ける福建省・平潭島と台中を結ぶ高速フェリー「海峡号」の第1便が30日午後1時すぎ、507人の乗客を乗せて台中港に到着した。小型車260台が搭載でき、今後、自動車に乗ったまま乗船し、中国を旅行することも可能になる。ただ車での乗船には台湾政府の認可が必要だ。1日付蘋果日報が伝えた。


出航前の海峡号(30日=中央社)

 「海峡号」は台中~平潭島を片道約3時間で運航する。旅客定員は760人で、運賃は片道1,900~5,700台湾元(約4,900〜1万4,700円)。当面、チャーター方式で運航するが、来年4月からは毎週月曜日と木曜日に各一往復の定期運航を目指す。台湾の華岡船務と中国の国航遠洋、平潭島現地政府傘下の投資会社が合弁で設立した「福建高速客滾航運」が運営している。

 台中~平潭島フェリーの就航は、台中港を利用した中台海上直航便としては2航路目になる。一方の福建省アモイと結ぶ「中遠之星」は1便当たりの平均乗客数は200人で、搭乗率と貨物積載率はいずれも約3割という。