ニュース 金融 作成日:2011年12月1日_記事番号:T00034090
政府系の合作金庫銀行が金融持ち株会社へ転換した新会社、合作金庫金融控股が1日、発足と同時に上場を果たした。台湾で16社目の金融持ち株会社となり、総資産は2兆6,700億台湾元(約6兆9,000億円)で国泰金融控股金、台湾金融控股、富邦金融控股に次ぐ4位。1日付経済日報が報じた。
合作金庫金控の董事長には、合作金庫銀の劉灯城董事長が就任。総経理には中央銀行の尤錦堂業務局長が5日転任する。金融持ち株会社への転換後も主力は銀行業務だが、2日に証券会社を立ち上げ、将来は生命保険との3本柱としたい考えだ。
なお合作金庫金控の授権資本額は1,200億元、払込済資本額650億元で、業務拡大と市場開拓に向け来年上半期には10億株の現金増資を計画。政府系金融持ち株会社として初めて外資の提携パートナーを受け入れる方針とみられる。提携パートナーには株式5%と董事1席を取得させる考えのようで、仏BNPパリバが有力とみられている。
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