ニュース 石油・化学 作成日:2011年12月1日_記事番号:T00034091
台湾中油(CPC)の第4ナフサ分解プラント(高雄県林園郷、通称四軽)は、年次保守を実施するため、今月5日から38日間、稼働を停止する。これにより、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどの供給量が減少するため、台湾聚合化学品(USI)、亜洲聚合(アジア・ポリマー)など川下メーカーも10社以上が同時に減産を行う。1日付経済日報が報じた。
中油の幹部によると、世界の石油化学市場では現在、欧州債務危機の問題などで先行きへの不透明感が高まっている上、中国川下メーカーの購買意欲低下もあって、川上川下メーカーとも11月の稼働率は軒並み約80%にまで落ち込んでいる。12月はこれに中油の保守点検による供給減が加わるため、川下メーカーの稼働率は6~7割水準にまで低下するとみられる。
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