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第7次薬価調整、6800品目で引き下げ


ニュース 医薬 作成日:2011年12月1日_記事番号:T00034092

第7次薬価調整、6800品目で引き下げ

 行政院衛生署中央健康保険局(健保局)は1日、第7次薬価調整により、健康保険給付対象となる医薬品の薬価を6,800品目で引き下げ、2,400品目で引き上げた。中央社電が伝えた。


患者にとっては健康保険利用の薬価が多くの心臓血管用で約18%、最大4割の引き下げとなる(中央社)

 健保局は10月、7,300品目の薬価引き下げを発表したが、製薬業界団体からの抗議や陳情を受け、抗がん剤の「アバスチン」、他に代替品がない免疫グロブリンなどについて引き下げ方針を見直して据え置き、引き下げ規模を縮小した。

 一方、薬価引き上げ品目には、高血圧薬「ヘルベッサー」「インデラル」などが含まれる。

 健保局はまた、医薬品の合理的な生産コストに配慮し、供給中断を避けるため、医薬品のタイプ別に下限価格を設定した。例えば、錠剤、カプセルは1台湾元(約2.57円)、経口液剤が25元、点滴液(100~500ミリリットル)が22元などとなっており、下限価格を下回る薬価引き下げは行わないことにした。