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TPV、福建平潭で13年稼働へ


ニュース 家電 作成日:2011年12月1日_記事番号:T00034097

TPV、福建平潭で13年稼働へ

 2日に定礎式を行う中国・福建省平潭島の平潭台湾科技園区に入居する液晶モニター受託生産の世界最大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)は、液晶ディスプレイ製品を中心に2013年に同園区での生産を開始できる見通しだと表明した。第1期投資額は6,000万米ドルで、年産額40億人民元(約490億円)を見込む。1日付電子時報が報じた。

 平潭台湾科技園区は2010年に宣建生TPV総裁を顧問に迎えて計画され、初期投資額は4億米ドル、年産額は150億人民元が見込まれている。TPV進出に伴い、▽発光ダイオード(LED)パッケージング大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の子会社、億冠晶(福建)光電▽台湾納米科技(台湾ナノテクノロジー)▽バックライトモジュール用拡散板大手、頴台科技(エンタイヤ・テクノロジー)──などの台湾メーカーも同園区に工場を構える。

 このほか、▽中国・協力集団が73億人民元を投じる協力科技園区▽中華電信が初期段階に15億人民元を投じる「スマート平潭」──なども計画されている。今年の総投資額は300億人民元以上で、10月末までに238億人民元相当が完了したとみられる。