ニュース 電子 作成日:2011年12月1日_記事番号:T00034104
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の李焜耀董事長は30日、緊急受注が舞い込み、一部のテレビ用パネルの価格が上昇したと語った。米国のクリスマス商戦開始日となる「ブラックフライデー(感謝祭翌日、今年は11月25日)」の販売好調が、低迷が続く液晶パネル業界にとって反転の契機になると1日付工商時報は報じた。
李董事長は欧州の人は物事に慎重な性格のため債務危機問題解決も時間がかかり、来年も影響が残るとみている(1日=中央社)
李董事長は年末の需要期の盛り上がりについて、42インチの液晶テレビを199米ドルまで値下げするなどのキャンペーンによって誘発されたと分析した。ブランドメーカーは旧機種の在庫一掃によって新機種投入を来年2〜3月に前倒しすることが期待でき、これにより液晶パネル出荷も進むと予測した。
一方、最終製品価格は落ちるところまで落ちており、今後も実際に消費者の購買意欲が続くかは分からないと指摘。来年の景気に対する慎重な見方は崩していない。
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