ニュース 電子 作成日:2011年12月1日_記事番号:T00034105
東芝は30日、円高による採算性悪化を受け、半導体事業の再編計画を発表した。今後は生産の海外委託が見込まれ、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)分野で台湾メーカーには追い風となる可能性がある。1日付工商時報が報じた。
再編計画は、発光ダイオード(LED)ランプや光センサーなど光半導体を製造する北九州工場(北九州市)と「浜岡東芝エレクトロニクス」(静岡県御前崎市)、パワー半導体の組み立てを行う「東芝コンポーネンツ」(千葉県茂原市)の3工場を2012年度上期中に閉鎖することが柱だ。
これに伴い、東芝は海外への生産委託比率を引き上げるとみられ、封止・検査の日月光半導体製造(ASE)、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)、京元電子(KYEC)など台湾勢に恩恵が見込まれる。
業界関係者によると、東芝は今年下半期から既に生産委託に向けて、台湾メーカーとの接触を開始しているという。
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