ニュース 政治 作成日:2011年12月2日_記事番号:T00034111
民進党が農産物の値下がり問題に関し、柿の卸売価格が1台湾斤(約600グラム)2台湾元(約5.2円)まで下落しているなどとする宣伝広告を打ち、その真偽が問題となる中、同党の蔡英文主席は1日、記者会見を開き、「誤った写真を使っていた。謝罪したい」と述べ、騒動の幕引きを図った。中央社電が伝えた。

蔡英文民進党主席は「1斤2元」の柿が本当に存在したかについて「確かに存在した。嘉義県の水柿(柿の一種)が売れ残っているのは事実だ」と述べた(1日=中央社)
蔡主席は「(総統選の)選対にはより慎重を期すよう求めたい」と述べた。その一方で、「政府による歪曲(わいきょく)された政治的な企てが続き、罪のない農家を傷つけている」と述べ、今回の広告をやり玉に非難攻勢をかける政府と与党国民党を批判した。
蔡主席は問題の写真について、本来水柿(柿の一種)の写真を掲載すべきところ、甜柿(甘柿)の写真を誤って掲載し、消費者に誤解を与えたと説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722