ニュース 電子 作成日:2011年12月2日_記事番号:T00034127
鴻海科技集団(フォックスコン)は1日、高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエア・テクノロジー・パーク)で研究開発センターとクラウド・コンピューティングのデータセンターの起工式を行った。2日付経済日報などが伝えた。

郭董事長(中央)は、馬総統(左)とともにくわ入れを行った(高雄市政府リリースより)
同社は19億台湾元(約50億円)を投資し、8階建てと12階建てのビルを建設するほか、第2期として、20階建てのビル建設にも2年以内に着手する計画だ。同園区での従業員数は現在300人だが、今後は少なくとも3,000人のエンジニアを採用し、若者が地元で働けるように雇用機会の拡大に努める方針だ。
起工式に出席した郭台銘董事長は、「市況は厳しくても、来年は人員削減を行わず、むしろ追加採用を行う」と述べた上で、来年も少なくとも15%の増収を予想していることを明らかにした。
郭董事長はさらに、「世界経済は激動しており、企業は組織再編と事業転換を進めている。鴻海は主にソフトウエア開発、大量演算、クラウドに投資を行い、付加価値が低い分野には投資しない」と述べた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722