ニュース 電子 作成日:2011年12月2日_記事番号:T00034129
華碩電脳(ASUS)は1日、グーグルのモバイル機器向け最新OS(基本ソフト)「アンドロイド4.0」を世界で初めて搭載したタブレット型パソコン「トランスフォーマー・プライム」の実機を公開した。同日、一部販路で正式発売した製品は「アンドロイド3.2」搭載だが、ASUSは今後OTA配信(無線ネットワークによる配信)により4.0へのアップグレードを提供するとしている。2日付工商時報などが報じた。

32GBタイプで比較すると、トランスフォーマー・プライムは1万7,900元(本体のみ)で、iPad2の1万8,500元をやや下回る(ASUSリリースより)
調査機関によると、アップルの「iPad」、アマゾンの「キンドル・ファイア」以外のタブレットPCでは、サムスン電子製品の売れ行きが最もよく、当面ASUSの直接のライバルとなりそうだ。
ASUSは第4四半期のタブレットPC販売台数は、初代トランスフォーマーの販売量低下と新機種発売直後のため60万台にとどまると予測。しかし沈振来ASUS執行長は、「今期はOSの世代交代期に当たるため、アンドロイド陣営のタブレットPCにとって谷底と言える」との見方を示し、来年は市況が好転すると語った。
証券会社は、来年のASUSのタブレットPC出荷台数は今年比で倍増し、販売台数は300万〜400万台に上るとしている。
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