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研磨剤のフジミ、竹科銅鑼工場に着工


ニュース 電子 作成日:2011年12月2日_記事番号:T00034131

研磨剤のフジミ、竹科銅鑼工場に着工

 研磨材の世界大手、フジミインコーポレーテッド(愛知県清須市、関敬史社長)は1日、新竹科学工業園区(竹科)銅鑼園区でCMP(化学機械研磨)用研磨剤の研究開発(R&D)センターと工場(敷地2,700坪)に着工した。投資額は2年で10億台湾元(約26億円)。台湾福吉米(フジミ台湾)によると来年8月末に完工予定で、2013年時点で売上高12億~13億元を見込む。2日付工商時報などが伝えた。

 同工場完成後は当面、台湾積体電路製造(TSMC)やDRAMメーカー向けのCMP用研磨剤を生産する。現地生産によって台湾市場シェアを現在の10%から20%まで引き上げたい考えだ。

 フジミは半導体シリコンウエハー用研磨材で世界シェア85%を占め、台湾にも顧客を多く抱えていることから、3~5年後には同工場でシリコンウエハー用研磨材を生産する可能性も指摘されている。