ニュース 社会 作成日:2011年12月5日_記事番号:T00034139
台湾では酒の席で政治の話はしない方がいい。このほど台中市のバーで、与野党所属の地方議員が偶然はち合わせ、国民党議員から「蔡英文(民進党主席)など何でもない」との罵倒が飛び出すなど、政治の話題をめぐって大げんかを繰り広げた。5日付蘋果日報が報じた。
国民党所属の林昆熠・南投県議(43歳)は3日午後10時ごろ、友人の蕭政芳氏(34歳)とともに台中市のバー「金紫爵」を訪れた。そこへほどなくして民進党所属の黄俊哲・新北市議(33歳)がこれも友人を伴って同店にやってきた。この友人は林県議と面識があったため、黄市議を紹介し、4人は個室で一緒に飲むことに。
4人は酒を飲み、会話も弾んだ。しかし2時間もたったころ、林県議と蕭氏が政治談議を開始したため、黄市議は面倒を嫌ってその場を離れようとした。これが林県議と蕭氏の不興を買い、けんかに発展したようだ。
黄市議の話によると、まず蕭氏がテーブルにあったものを黄市議に投げつけ、林県議が進路を妨害して殴りかかったという。さらに蕭氏が黄市議をソファーに押し倒し暴行を加えた後、2人はその場を去って行った。その場に居合わせた人によると、騒動の最中に蔡主席を罵倒する声が聞こえたという。
黄市議は警察に通報し、傷害罪で2人を訴えた。
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