ニュース その他分野 作成日:2011年12月5日_記事番号:T00034141
交通部航政司が発表した10月の自由貿易港区貿易額は前年同月比9.1%増の287億4,000万台湾元(約742億円)となり、単月過去最高を記録した。電子・自動車部品の一部企業が世界経済悪化にダメージを受けたが、それ以外の産業には大きな影響は出ていないもようだ。4日付工商時報が報じた。
港湾別で1~10月の累計貿易額が最も高かったのは台中港で、前年同期比22.41%増の562億9,300万元だった。光電材料、自動車部品、機械部品が好調だった。
1~10月の成長率が最も高かったのは基隆港で、前年同月比213.4%増の40億6,800万元だった。昨年の自由貿易港区関連事業に対する規制緩和や、中台間業務、プラスチック製品、金属製品、および機電設備の取扱量増加が主因だ。台北港も前年同期比95.67%増の483億900万元と大幅増だった。
ただ、桃園空港は、東日本大震災の影響による部品供給不足やDRAM価格の下落によるメモリー関連産業の低迷などの影響を受け、1~10月の貿易額は1,056億元で、前年同期比26.4%減と大幅に落ち込んだ。
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