ニュース 運輸 作成日:2011年12月5日_記事番号:T00034144
コンテナ海運市場の景気が深刻な低迷を見せる中、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は第4四半期に入り、船舶の減便、統合および航行スピードの減速による燃料の節約に努めており、10月、11月とも前月に比べ1万トン以上の削減に成功し、6億1,200万台湾元(約15億8,000万円)の燃料費削減を実現した。12月は中旬から欧州および地中海航路を各1路線ずつ停止し、一方で、アジア区間航路の数路線で寄港地の調整および船舶のグレードアップを図ることで競争力を高め利益向上を図る。3日付工商時報が報じた。
なお、12月中旬に停止するのは、陽明海運が参加するCKYHアライアンスが運航する、青島、上海、寧波、香港、シンガポール、ポートサイド、ロッテルダム、ハンブルグ、アントワープ寄港の「NE4」航路、および韓国の韓進海運、現代商船と共同運航するアドリア海航路。
アジア航路については11月25日から、正利航業(CNCライン)と共同で日本(関東)〜台湾〜フィリピン航路を開設。また同月26日からは日本(関西)〜韓国〜台湾〜ベトナム航路でホーチミンとダナンへの寄港を取りやめ、中国華南地方を結ぶ航路に切り替えている。
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