ニュース 電子 作成日:2011年12月5日_記事番号:T00034159
宏碁(エイサー)の王振堂董事長は、来月中旬に開催する毎年定例のサプライヤー大会で、2012年の年度目標について、PC出荷量の前年比10%増と新興国市場の開拓を掲げる方針だ。5日付工商時報が報じた。
王董事長は、エイサーが過去に欧米市場を重視するあまり欧米向けの機種を中国で販売しても売れなかったことを認めた。しかし、ビジネス環境や販路、規格などは各市場に応じて異なる対策が必要となることを既に学んだとして、来年の10%成長を宣言する考えを明らかにした。
市場調査会社IDCによると、エイサーの1~9月出荷量は約2,740万6,000台だった。証券会社は、今年通年では3,500万~3,700万台前後と予測する。王董事長は、今年は第2~3四半期が振るわなかったが、第4四半期は損益均衡の達成に努力すると強調した。欧米市場の不況は新興国市場での成長により補えるとの見方だ。
サプライヤー大会では、エイサー製品の受託製造業者や部品供給メーカーなどが一堂に集まって新年度の展望や需要予測を占うのが恒例だ。今年大幅な赤字出したエイサーにとり来年は「失地回復」を誓う大会となる。
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