ニュース 運輸 作成日:2011年12月6日_記事番号:T00034172
台北都市交通システム(MRT)で建設が計画されている環状線のうち、施工業者が決まっていない新北市内の新荘思源路~新北産業園区間(CF660工区)について、台北市政府捷運工程局は5日、新北市が設計変更を求め、予算配分を遅らせていることから、着工時期は来年末にずれ込むとの見通しを明らかにした。6日付中国時報が伝えた。
環状線の本線工事は3つの工区に分けられ、既に2つの工区では入札により、施工業者が決定した。しかし、CF660工区では、新北市の設計変更要求で建設費が増加する見通しで、今後中央政府との予算負担配分に関する交渉を進める必要がある。
捷運工程局の傅式治副局長は「新北市はCF660工区の予算をわざと配分していないわけではない。設計変更に伴う予算増を現在試算しているところだ」と説明した。その上で、CF660工区は施工が比較的容易な区間で、用地取得も問題ないことから、着工の遅れが工事スケジュール全体に影響を与えることはないとの見方を示した。
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