ニュース 金融 作成日:2011年12月6日_記事番号:T00034174
中央銀行が5日発表した11月末時点の外貨準備高は3,879億6,800万米ドルで、前月末から53億5,900万米ドル減少した。中銀は減少の主な理由として、ユーロなどの対米ドルレート下落と台湾株式市場からの外資撤退を挙げた。6日付工商時報などが報じた。

台湾株式市場では11月、単月の外資流出が19億4,200米ドルに上った。中央銀行の統計によると、11月末時点で外資が保有する台湾株と債券は計1,808億米ドル、外貨準備高全体に占める割合は約47%で、今年1月の66%から大幅に縮小。中銀が同データの発表を開始して以来最低となり、外貨流出規模の大きさがうかがえる。
なお、台湾の外貨準備高世界ランクは変わらず4位だった。上位3位は▽中国、3兆2017億米ドル(11年9月末)▽日本、1兆1,291億米ドル(11年10月末)▽ロシア、4,640億米ドル(11年10月末)──。
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