ニュース 石油・化学 作成日:2011年12月6日_記事番号:T00034178
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は5日、中国・浙江省寧波市の石化プラントでの第2期拡張事業計画について、投資額22億米ドルを25億米ドルに上方修正して来年、経済部投資審議委員会(投審会)に再申請すると表明し、今年8月に認可申請を取り下げて計画を全面撤回したという同日の報道を否定した。6日付中国時報が報じた。
台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)の洪福源総経理は、寧波第2期投資計画の14~15件のうちエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(エチレン・ビニル・アセテート、EVA)などは審査を通過しており、認可がなかなか下りない高純度テレフタル酸(PTA)など4件をひとまず取り下げたと説明した。投審会の審査を通らないことについて台プラグループは、連続火災が発生した第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)の安全性をまず確保することが求められているためとしている。
また、同プラント第5期拡張事業も社会情勢から現在推進するのは不適当と考えており、来月の総統選挙後に再検討するとした。
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