ニュース 電子 作成日:2011年12月6日_記事番号:T00034188
イメージセンサー設計大手の原相科技(ピックスアート・イメージング)は5日、シンガポールのアバゴ・テクノロジーズとの間で特許のクロスライセンス契約を結ぶことで合意し、1年余りにわたる特許紛争に終止符を打った。ピックスアートは1,000万米ドルの権利金を支払い、光学式フィンガーマウス(OFM)製品などの展開を強化していく。6日付蘋果日報が伝えた。
ピックスアートは昨年2月、米カリフォルニア州北部地裁に対し、同社が2006年にアバゴと結んだ特許ライセンス契約にOFMや光学式トラックボールが含まれることの確認を求めて提訴。これに対し、昨年4月、アバゴも同地裁にピックスアートが特許を侵害しているとして逆提訴していた。
今回双方は訴訟を取り下げ、クロスライセンス契約を結ぶことで合意。ピックスアートはアバゴからOFMに不可欠のオプティカル・ナビゲーション・デバイス技術に関するライセンス付与を受ける。
ピックスアートは「(顧客に)OFM製品のサンプルを送っている段階だ。特許問題が解決されれば展開に弾みが付き、収益にプラスになる」と説明した。
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