ニュース その他分野 作成日:2011年12月7日_記事番号:T00034195
中華経済研究院(中経院)は6日、世界的な景気悪化を受け、今年の域内総生産(GDP)成長率予測値を4.4%と、10月予測の4.58%から0.18ポイント下方修正した。また、2012年の成長率予測も4.07%と、10月時点の4.15%から0.08ポイント引き下げた。中経院の成長率予測値は、今年、来年ともに、台湾の主要研究機関の中で最低水準。7日付経済日報が報じた。
呉中書・中経院院長は今後の景気見通しについて、世界経済が依然安定しておらず、台湾の輸出に影響が及び内需に支えられる状態になると指摘。しかし、このまま景気低迷が続けば、内需も鈍化するとの考えを示した。ただ景気は来年第1四半期に底打ちし、その後は四半期ごとに回復するとした。
劉孟俊・中経院経済展望センター主任は来年の成長率について、欧州の債務問題がこのまま解決されなければ今回の予測をさらに下回る3.65%まで落ち込むが、政府の投資政策がうまくいけば4.54%成長も可能とした。
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