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開発金控の格付け、中華信評が引き下げ


ニュース 金融 作成日:2011年12月7日_記事番号:T00034201

開発金控の格付け、中華信評が引き下げ

 格付け会社の中華信用評等(タイワン・レーティングス)は6日、台湾の金融機関11行の最新格付けを発表し、中華開発金融控股とその傘下の中華開発工業銀行および大華証券3行に対する格付けを引き下げた。銀行投資関連業務の金融機関は資金流動性が低いことや、資金調達を債券やコールマネーに頼らなければならないことなどが理由だ。中華信評は今回、親会社の米格付け会社、スタンダード&プアーズ(S&P)が先月9日に発表した銀行の新格付け規準を適用し、格付けを見直した。7日付経済日報が報じた。

 今回の引き下げについて張立人・開発金控広報担当は、「格付け基準が変更され銀行投資業に対するリスク認定が厳しくなったことが理由で、開発金控の体質が変化したためではない」と述べた。

 このほか、全国農業金庫、台湾中小企業銀行(台湾企銀)、中国信託商業銀行(中信銀)および上海商業儲蓄銀行を引き上げ、台湾銀行(台銀)、中国信託金融控股(中信金)、台湾土地銀行および合作金庫金融控股を据え置いた。