ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年12月7日_記事番号:T00034206
6日付経済日報などで、中国鋼鉄(CSC)が来年第1四半期の鉄鉱石調達価格について、ブラジルの資源大手ヴァーレと23%引き下げで合意したとの観測が報じられたが、杜金陵・CSC執行副総経理は6日、「交渉は行っているが、まだ具体的な回答は得られていない」と観測を否定した。また、CSCが中国の宝鋼集団(バオスチール)など中国の同業と連携して資源メジャーとの交渉に当たっているとの観測についても、「交渉は各社が個別に行うもの」と強調し、否定した。7日付工商時報が報じた。
市場では、中国メーカーがヴァーレと来年第1四半期の鉄鉱石価格22~23%(1トン当たり25米ドル)引き下げで合意し、原料炭の値下がりと合わせて1トン当たり50米ドルの原料コストが引き下げとなるとの観測が浮上している。
CSC傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は毎年、BHPビリトン、ヴァーレ、リオ・ティントなどから鉄鉱石2,000万トン、オーストラリアから原料炭1,000万トンを調達している。
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