ニュース 電子 作成日:2011年12月7日_記事番号:T00034210
来年1月下旬の春節(旧正月)を控え、パソコンメーカーのサプライチェーンは、部品在庫の積み増しを図っている。部品業者は12月から出荷を増やしており、業界筋によれば、一部メーカーの部品在庫量は例年より多いという。7日付電子時報が伝えた。
メーカーによる部品在庫量は例年、春節前に通常より20〜25%増えるが、今年は40〜50%増えているという。在庫量の積み増しは、需要増を見越したものではなく、中国で春節前後に労働力不足が深刻化し、部品メーカーの生産に影響が出ることを見越した動きだ。
中国では最近、労働力不足で労働者の売り手市場となっている。春節前にいったん退職し、故郷に長期帰省後、再び仕事を探してもすぐに就職できるため、春節前後に労働力不足が特に深刻化する傾向がある。このほか、中国内陸部の湖北省、四川省などでハイテク産業の集積地ができ、沿海部から労働力を吸い上げていることも人材難に拍車をかけている。
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