ニュース 電子 作成日:2011年12月7日_記事番号:T00034217
中華電信によると、同社のモバイル機器向け付加価値サービス売上高は今年151億台湾元(約390億円)が見込まれ、来年は180億〜190億元に成長して同社売上高全体の20%前後を占める見通しとなっている。呂学錦・同社董事長は、3〜5年で付加価値サービス売上高は350億元を突破し、全体の50%以上を占めるようになるとの予測を示した。7日付工商時報が報じた。
中華電信は先月末、台湾通信キャリア初のモバイルユーザー1,000万件突破を達成した(同社リリースより)
中華電信の携帯電話用インターネット接続サービス「mPro」ユーザーがこのほど100万件を突破、これにネットワークカードユーザーを加えると、同社のモバイルネットユーザーは既に200万件を超えている。来年は「mPro」ユーザーがさらに60万件増え、モバイルネットユーザー全体も300万件に達すると見込んでいる。
こうした中、中華電信はモバイルブロードバンドネットワークの構築に来年は60億元を投じる構えで、42Mbps(メガビット毎秒)の基地局を1,000台増やす計画だ。また、Wi−Fiホットスポットも現在の1万9,800カ所から3万カ所まで大幅に増強するほか、フェムトセル(小型基地局)の設置も開始する予定で、室内における携帯電話の通信品質向上を図る。
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