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選挙賭博の取り締まり徹底、警政署長が指示


ニュース 社会 作成日:2011年12月8日_記事番号:T00034222

選挙賭博の取り締まり徹底、警政署長が指示

 王卓鈞・内政部警政署長は7日、来月の総統選を控え、各地で選挙結果をめぐる賭博行為が広がっているとして、取り締まりの徹底を指示した。既に組織的な賭博に関する情報が10件以上寄せられており、警察は近く集中取り締まりを行う計画だ。8日付中国時報が伝えた。

 地下賭博は主に総統選に関するもので、立法委員選に関するものは少数だという。また、地域的には嘉義、台南、高雄の各地からの情報が多く、番号くじ売り場やインターネットの賭博サイトが温床となっているもようだ。

 各警察局は管内で暴力団組織や過去に違法賭博に関与した胴元をリストアップし、内偵を進めており、元締から末端に至るまで徹底した摘発を進める方針だ。

 総統選をめぐる違法賭博は、再選を目指す馬英九総統と民進党の蔡英文主席の得票差を当てるものが主流で、メディア報道によれば、予想得票差は馬氏が一貫してリードしているが、選挙戦の行方で激しく変動しているという。