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副総統候補の蘇嘉全氏、夫人の男性ヌード観覧で謝罪


ニュース 政治 作成日:2011年12月8日_記事番号:T00034224

副総統候補の蘇嘉全氏、夫人の男性ヌード観覧で謝罪

 政治家のスキャンダルを暴露することで知られる邱毅立法委員(国民党)は7日、TVBSの政治討論番組「2100全民開講」に出演し、来月の総統選に副総統候補として出馬する蘇嘉全・民進党秘書長の夫人、洪恒珠氏が男性ヌードショーを観覧している場面を撮影した動画を暴露した。蘇氏は8日午前、民進党本部で謝罪会見を開いた。


蘇候補は謝罪会見で「ショーの内容の一部が社会に反感を与えた。妻に代わり社会に対し謝罪する」と述べた(8日=中央社)

 8日付蘋果日報によると、問題の動画は、洪氏が2002年に友人の誕生日パーティーに出席し、2人の男性ダンサーによるヌードショーを観覧する場面を撮影したものだ。邱立法委員は、洪氏が当時、屏東県戸政事務所(戸籍事務を担当する行政機関)の主任を務めていた点を挙げ、公務員として不適切な行為だと批判した。

 これについて、蘇氏は記者会見で、夫人が友人のパーティーに招かれた際、事前に男性ヌードショーがあること知らなかったと説明した。

 今回の暴露は、民進党に対するネガティブキャンペーンの一環とみられ、蘇氏陣営は国民党側による相次ぐスキャンダル攻撃に頭を痛めている。蘇氏は地元の屏東県長治郷に「農舎」名目で豪華な住宅を建設したとされる違法建築疑惑で批判を浴び、選挙戦でダメージを受けたばかり。今回は直ちに謝罪を表明し、早期収拾を図った形だ。