ニュース 食品 作成日:2011年12月8日_記事番号:T00034233
台南、彰化の両地方法院検察署は7日、賞味期限や使用期限が切れた食品、日用品の日付を改ざんし、夜市(ナイトマーケット)や伝統市場で安値で販売していたとして、食料品卸業者の荷亜商行を摘発し、新北市、台中市、彰化県、嘉義県の倉庫から問題の商品を大量に押収した。8日付聯合報が伝えた。
検察は荷亜商行が7年前から賞味期限や使用期限を改ざんして安値で売りさばく手口で、毎月数千万台湾元(1元=約2.6円)の不当利益を得ていたとみて、経営者の陳政利容疑者を逮捕した。
押収品目は、即席めん、コーヒー、ビスケット、紙おむつ、シャンプーなど100品目以上に及び、有名食品メーカーの商品が軒並み含まれていた。押収品は、期限が改ざん済みのものが279箱と1,350瓶、さらに「改ざん待ち」の商品が5,000箱あった。
検察は今回の摘発例は氷山の一角にすぎず、同様の商品が伝統市場や夜市、食べ放題レストランなどに広く出回っているとみており、衛生当局に取り締まりの強化を求めた。
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