ニュース 電子 作成日:2011年12月8日_記事番号:T00034240
資訊工業策進会産業情報研究所(MIC)は7日、2012年の台湾のIT(情報技術)ソフトウエア市場規模が今年比1割成長の1,769億台湾元(約4,550億円)に上るとの予測を示した。クラウド・コンピューティング産業、個人資料保護法の施行、および上場企業に2015年から適用が義務付けられる国際財務報告基準(IFRS)などが、成長のけん引役になるとみられる。8日付工商時報が報じた。
翁偉修・MICアナリストによると、クラウド・コンピューティング産業では今年に続き来年も、金融機関、通信会社、ハイテク企業などで仮想化やプライベートクラウドの導入が進むとみられる。また、個人資料保護法の施行による情報セキュリティー関連投資の増加や、IFRS導入による統合基幹業務システム(ERP)のバーションアップ需要の高まりが予測されることから、ソフトウエア市場は来年も安定した成長が見込めるとした。
このほか、モバイル端末の需要増加で同市場も拡大を続けるとみられ、同分野のアプリケーションソフトも大幅な成長が見込める。
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