ニュース 電子 作成日:2011年12月8日_記事番号:T00034244
廖錦祥前董事長が先週健康問題を理由に辞任した液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、2位株主の鴻海科技集団(フォックスコン)が経営権を掌握するとの報道が出たが、鴻海集団は7日、観測は事実と異なると否定した。8日付工商時報が報じた。
鴻海は、自身は少数株主権を有する株主にすぎず、奇美電の経営に関しては同社の董事会で決める問題だと指摘。鴻海側では、郭台銘董事長の持ち株が最多だが、個人による投資のため会社としてはコメントできないと指摘した。
奇美電への出資比率は、筆頭株主の奇美実業が13.57%で、傘下の聯奇開発の3.57%を合わせると17.14%。一方、鴻海側は、郭董事長個人の出資比率が2.91%で、その他関係会社5社の1.32~2.1%を合わせても11.06%にすぎない。
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